ウルフバーン スペシャルインタビュー in ウイスキーラバーズ名古屋2025
2025年1月26日(日)に開催された「ウイスキーラバーズ名古屋2025」にて、ウルフバーンのブランドアンバサダーであるマーク・ウェストモーランド氏によるブランドセミナーが開催されました。
その中でマーク氏にウルフバーンに関するスペシャルインタビューを行いましたので是非ご覧下さい。
プロフィール
サーソーの街で生まれ育ち、元警察官という経歴を持つグローバルブランドアンバサダーのマーク・ウェストモーランド氏。
各国を飛び回るグローバルブランドマネージャーで、今回が初来日となります。
マーク氏より▼
『蒸溜所での勤務を初めて約8年になるが、今までは警官として「お酒を飲みすぎないように!」「飲んでも飲まれるな!」と言ってきたものが今ではお酒を推奨する立場になり、さまざまな人たちにWolfburnを薦めていて、言ってみれば全く逆のことを伝える仕事に就いた。人生というのはとても面白い。でも、法令に従って適度に飲むことはとても大切です!』
ウルフバーン蒸留所のプロフィール
スコットランド本島最北端の街サーソーに2013年に蘇ったウルフバーン蒸溜所。
かつて全ての蒸留所がそうであったように、昔ながらの手作業と先人達から受け継がれてきた伝統を重んじ「可能な限り人の手で」をモットーに貫く職人たちのこだわり。そうした信念が、今や世界のモルトファンを虜にするウイスキーとして人気を博しています。
ブランドロゴの狼にはどんな意味がありますか?
神話に出てくる伝説上のオオカミ「シーウルフ(海オオカミ)」は、海辺の町であるサーソーでその姿を見ると幸運が訪れるという言い伝えがあります。
そのシーウルフをシンボルにしているWolfburnのボトルが家にあれば、あなたに幸運が舞い降りることは間違いないのです!
ウルフバーンが歩んできたこれまでの12年について教えてください
2013年に設立し、グローバルマーケットに出たのは2016年。今では40カ国以上の方たちにWolfburnを楽しんでいただいています。
設立当初から先を見据え、きっちり10年後の2023年に、初のビンテージ「10年」をリリースしました。真っ赤なラベルで多くの方々に好評をいただけてます。
本国のメンバーは何名いらっしゃるのですか?
製造にかかわるのは4名、すべて合わせると17名のチームでやっています。
蒸留と熟成への哲学
まずは着色をしていないこと。「ハンドクラフト」であること。
蒸留から瓶詰めまで、全てサーソーの蒸溜所で行って出荷しています。
そして、多種多様な樽を使用して様々なフレーバーを造り、消費者の方々にアドベンチャーをしてもらいたいと思っています。
ピートタイプやシェリータイプだけでなく、ラムカスクやポートタイプ等々、Wolfburnのあらゆるタイプのフレーバーの中から、もし何か1つが苦手だなと思ったとしても、他にも全く違うフレーバーが用意されているのがWolfburn。ぜひ自分のお気に入りの味を見つけてもらいたいのです。
それから、消費者に対して「正直(honest)であること」「誠実であること」も大切にしています。
これからウルフバーンが取り組むことを教えてください
我々は、あまり脇見をしないで、常に目の前のことに集中することを心がけています。
今年は恐らく、いよいよ12年物を発売できると思います。それから、ノースランドの8年表記の物を今年中にリリースする…かもしれません。
マークさんお気に入りのボトルは何ですか?
お気に入りのボトルはたくさんあるけれど、私はWolfburnとして最初にリリースした「ノースランド」が一番好きです。
Wolfburnの基本の1本であり、ベーシックで、ハイボールのような飲み方にも合うと思います。
今回のイベント向けのボトルについて教えてください
蒸留所3年目の2015年に仕込まれたシェリーホグスヘッドで9年間熟成されたとっておきの原酒です。
滑らかでリッチ、ラベルのカラーが映える美しい色合いと、愛らしくスウィートでシェリー樽の影響を受けたウイスキーラバーズ名古屋に向けた特別なボトリングです。
日本のウルフバーンファンへメッセージをお願いします
本当に皆さんのサポートに感謝しています!
12年目まで支えてくれたファンの方、これからのドラマを一緒に見届けてくれる皆さんと一緒にこれからも歩んでいけるよう願っております。
Fortune favours the brave!