Returner Earl Gray Tea Liqueur 24% 20ml
スリランカの最も高地で栽培されるヌワラエリア産の手もみ茶葉のみ使用。すべてがこれ以上は無い自然派志向のリキュールです。
※開封後要冷蔵
セイロン紅茶といえば、紅茶の世界ではあまりにも有名で、一度は口にしたことがある人も多いでしょう。
セイロンとは現在のスリランカの旧国名で、1972年までそう呼ばれていました。
現在でも世界中に茶葉を輸出しており、インドに次ぐ規模で世界の10%のシェアを持っております。
そのセイロン紅茶の中でも、「ヌワラエリア」と呼ばれる地域はスリランカで一番標高が高く、強い日差しと冷涼な気候は最上級の茶葉を育成する条件が整っております。
一般にハイグロウン・ティー(高地産紅茶)は、セイロン紅茶の中では最高級品とされております。
標高が高いため、その気候は熱帯とは思えない涼しさ、かといえば日中は強い日差しで、 この寒暖差とよく発生する霧が、品質の高い茶葉を生み出すのです。 その味わいは、清々しい花のような香りと爽やかな渋みが特徴で、アールグレイ茶葉として生まれ変わるとその高貴な香りをより一層高めるのです。 ちなみに「アール・グレイ」とは、ベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶で、フレーバー・ティーの一種のこと。 茶の香気成分は、そもそも冷やすと控え目になりますが、着香茶である「アール・グレイ」は、アイスにしても香りが比較的分かりやすいため、 アイス・ティーにして用いられることが多いです。 原料へのこだわりは、この「ヌワラエリヤ産最高級茶葉」の成分をいささかも痛めることのないよう、熟練職人による「手もみ」で作りあげました。 さらには着香する香料にもこだわり、天然自然の香料を用いております。 また、爽やかな後味を追求するため、よりクリアな醸造酒を用い、この「リターナー」は産まれました。
1983年、EUR.SCAN社を創設したアンスレム・ペレラ氏は、満を持してプライベートブランドである「ムレナスティー・カンパニー」を作りました。
彼が目をつけたのは、当時「セイロンティー・オークション」で茶葉の特徴があまり認識されていなかった「ヌワエリア・フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコ」(ハイグローン)の茶葉でした。
フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコは、茶葉の中に白い新芽の先端が残っていて、比較的大きいリーフである事が特徴です。
今から30年前、他のティー・テイスターにとって、新芽やこのリーフから生まれる独自の甘さは重要ではないという認識でした。
しかし、現在最も高い価値があるとされる「ヌワエリア・フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコ」(ハイグローン)を、
いち早く世に送り出した事でアンスレム・ペレラ氏はティー・テイスターとしての地位を、不動のものとしました。
また、彼の味覚がもたらす茶葉のブレンド技術、スリランカはもとより世界の紅茶業界に多大な影響を与え、
最上級の紅茶を作り続けるという彼の信念は創業時から現在も変わることありません。