Whisky Sponge / BOWMORE 18 YEAR OLD EDITION NO.74 55.3% 700ml

ボウモア2003をシェリー樽で熟成中になんらかの理由で中断され、再び別のシェリー樽で熟成。計18年の熟成となるボウモアです。
オランダの画家レンブラントが描いた『ガリラヤの海の嵐』を用い、石鹸のパフューム香と戦うスポンジの姿がラベルになっています。
エキゾチックなフルーツ、穏やかなシェリーの香り、柑橘や塩味、ミネラル感があり、複雑なスモーキーさが長く続きます。

【Whisky Sponge・アンガス氏のコメント】

Whisky Sponge Edition No.74は、私たちが最も愛する蒸留所に再びなります。ボウモア！

これはボウモアの18年物です。2003年に蒸留され、リフィルシェリーバットで熟成されましたが、数年前に樽から出して熟成が「中断」されました。その後、別のリフィルシェリーバットに戻され、熟成を続けました。そのため、18年熟成になります。このカスクは、Whisky Sponge Edition No.50としてボトリングした17年物のボウモアとシスターカスクですが、今回はさらに1年間の熟成を経て、この区画の最後のカスクであるため、ナチュラル・カスクストレングスでボトリングしています。

このカスクは、シスターカスクほどシェリーが前面に出たものではありません。ソフトでドライなピートスモーク、豊かな沿岸のフレッシュさとミネラル、そしてリフィルシェリーの影響によるレザー、タール、ユーカリの軽いバックグラウンドが美しく、よりフルーティでクラシックでモダンなボウモアです。美しく、力強く、彫りの深い、複雑な味わい。

このボトリングには、石鹸は検知されていないし、使用もされていません。デカダント・ドリンク・チームは、1669年に亡くなったレンブラントの傑作「ガリラヤの海の嵐」を、法的な非難を受けることなく、私たちに許してくれたことに感謝したいと思います。この特別なボトリングを楽しんでいただければ幸いです。おそらく、かなり長い間、最後のボウモアとなるでしょう。

淫らで密かなキス...。

ウイスキースポンジXxx

【アンガス氏・テイスティングコメント】

香り：ボウモアのトレードマークであるエキゾチックなフルーツがすぐに目立ち、その奥には穏やかで塩気のあるシェリー香があり、海岸沿いで新鮮、柑橘類とミネラルの質感に満ちています。エレガントなピートスモークの糸がその背後にある。ゴージャスだ。

味わい：再び果実味が前面に出て、より強いピートスモーク、より強い塩味と海岸の質、ミネラル、シトラスフルーツの素晴らしいフレーバー、スモークビールと乾燥海藻の少し荒々しいニュアンスもある。

フィニッシュ：非常に長く、エキゾチックで海岸沿いの素晴らしい複雑なスモーキーさ、より多くの海藻と柑橘のトーン。